コロナ禍 令和二年コロナで始まりコロナで終わる。友より忘年会中止の文届く。※帰省暮は、年末、世話になった人へ贈るお歳暮
コロナ禍で 会いに行けぬと 友の文
帰省暮喰(は)みて 寂(しず)かに寝やる
冬の蝶 ※冬の季語。越年蝶とも呼ばれる。物陰でひっそりと寒さに耐えるすがたはけなげとも哀れとも
ひらひらと 舞うも侘しき 冬の蝶
命おしむや われにも似たり
靖国参拝 政府は公式参拝を実現せよ
手を合わせ 頭(こうべ)を垂れる 老人(おいびと)が
銃後の母と 知るは哀しき
コロナ禍の武蔵野陽和病院患者待合室にて(令和二年師走)
彩づきて 窓に映えたる もみぢ葉に
訪る人の 心なごみぬ